DIARY 2019-12-10 教本

こんにちは、佐倉愛斗です。
執筆しないとね、と思いつつ、今はどちらかというと勉強したいシーズンみたいで。
かといって無計画にがむしゃらに手を付ければいいわけでもないことは分かっているつもり。

以前、書いた小説の勉強法──コラム転記・読書など──ももちろん有益だと思うけど、今の気分は「的確な指摘と文章術の基礎固めがしたい」という感じ。
前者は自ら気づいて学んでいくかたちで、それもそれで勉強になる。
けど今回は「自分じゃ気づけないこと」を知っていきたい。

そういうときのために教本というものは存在するんじゃないかな。
学校だって最初から問題解かせないで教科書で教えるでしょ?
数学だって四則演算ができないのに文章題からやらないでしょ?

なんとなく、教本を使うことへの抵抗があったけれど、それはなんだかズルして答えを見てしまうような感覚と、結局は意識高いことをして結果がでなかったら恥ずかしいみたいな見栄で。
でもさ、もう形振り構ってらんないよね。
デビューしたいよな? それだけの実力が欲しいよな?

バカ真面目に努力する瞬間があったっていいよね。
目標に向かって最短距離で進みたいじゃない。


さて、教本を選ぶ基準を考える。

僕自身の小説を書く技量を卑下せず見栄張らずに言えば
「とりあえず100枚程度の小説なら期限までに書き上げて形にできる程度」
となると思っている。
つまり「書いたことない人向け」とか「完結させられない人向け」のレベルはきっとパスできる。

書きたいものは小説であり、ビジネス文書ではない。
もちろん伝える技術は持っていて当然だけど、無味乾燥な文ではなく芸術性のあるもの、僕がよく使う言い方だと「刺さる」文章が書きたい。

書くための心得などは自分で考えるので今回はパス。
それより技術面を磨くことを今回は重視する。

これらを踏まえて、ネットでの検索と図書館を歩き回った結果として3冊気になる本を見つけた。


大沢在昌「小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない」

レビューを見る限り、技術系の話が多めな印象。
そしてなかなかハイレベルとある。
僕の今の技量でチャレンジできるかは疑問だけれど、これをクリアできてこそかな、というチャレンジ精神が掻き立てられるので是非学んでみたい。
「キャラクター造形」「一人称の書き方」「プロットの立て方」など実践的な内容があるそうなので期待大。


中条待也「文章読本」

図書館で見つけた1冊。
文章術本コーナーにはビジネス向けやあってもライターやエッセイスト志望向けが多い中、この本は文豪作品を例に文章作法がまとまっていた。
小説や文芸作品向けなのかな? という淡い希望からとりあえずメモ。
立ち読みした限りでは「伝える」より「楽しませる」「感じさせる」に重きをおいている印象。
なので伝える文章が的確に書けるようになった上で読むべきものなのかもしれない。


萩生待也「文彩百遊」

これも図書館で。
恥ずかしながら前書きを読むまで「レトリック」という言葉を知らなかった僕であるが、レトリックの型をまとめた本。
文章を飾る言葉は読書でももちろん身に付くけど、「型」を知っているというのは大いに役立つはずだとメモ。
プロットの段階の感情曲線の型も小説作法の基礎中の基礎だと僕は思っている。
それに「型を知らなければ型破りはできない」って言うからね。
比喩表現や修飾語は作家ごとの特色が出るところなのでもちろん自分の色を探しつつ、「型」という基礎を学んでいくために読んでみる。


今日の段階で気になっている本は以上だが、他の分野も手を出していきたい。

「てにをは」の使い分け
句点の打ち方
接続詞
助詞助動詞

これらの基本を学べる本も読みたいところ。
一気にやろうとするとパンクするので少しずつ進めていきたい。

小説を書くためには「やる気」「意思」はもちろん大切で、伝えたいことや書きたいものがあるから書いている。
だけどそれらをちゃんと読者に伝えるための技術や技能は持っていた方がいいに決まってる。

「何事も楽しむためにはそれ相応の技術がいる」

楽しんで書くために楽しく勉強していきます。